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アンパンマン映画第25作!何度やっても上手くいかない…どんなに辛くても諦めない心を思い出させてくれる作品【とばせ!希望のハンカチ感想】

第25作 とばせ! 希望のハンカチ

上映時間:45分
公開日:2013年7月6日
同時上映:みんなでてあそび アンパンマンといたずらオバケ

あらすじ:今作のメインキャラ、パオができない自分と向き合って成長していく話

ポイント

”辛くても諦めない”大切なことを思い出させてくれる映画。

以下、ネタバレ注意!

 

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目次

何度やっても上手くいかない…練習なんてもう嫌だ!

©やなせたかし/フレーベル館・TMS・NTV©やなせたかし/アンパンマン製作委員会2013

今回のメインゲストは”パオ”

鼻からハンカチを出して空を綺麗にしている、ザジおじさんの元で自分もハンカチを出せるように一生懸命練習していました。

何度練習してもハンカチを出せないパオは、練習を止めてアンパンマンワールドへ来てしまいます。

練習が上手くいかないからとは言えず、いろんなことを勉強するためにここに来たと嘘をつくパオ。

ジャムおじさんのパン作りや、他の人々のお手伝いをしようとするものの上手くいかず…

「練習すれば上手くなるよ」

練習すること自体が嫌になっていたパオは、すぐ諦めてしまいます。

 

気持ちは痛いほど分かる…!!!!何事もめげずに練習を続けるって難しい(-_-;)

そういう時って「もうダメだ」と思った時に急に上手くいったり、別の方法が見つかったりするものですが、パオは果たして…

 

 

 

メロンパンナのロールパンナへの思い

©やなせたかし/フレーベル館・TMS・NTV©やなせたかし/アンパンマン製作委員会2013

その夜、メロンパンナとパオは夜空を見上げながら語り合います。

ロールパンナのことを話すメロンパンナ。

ここでセリフはなしで、ロールパンナも夜空を見上げているシーン。

今さらながら少し登場しただけでも強烈な印象を植え付けてくれるなあと感じました。

こういうワンカットだけで姿を見せられると、初見の人は彼女の存在がすっごく気になるだろうなと(笑)

 

メロンパンナは、ロールパンナといつかきっと一緒に暮らせると信じてることを語ります。

ジャムおじさんに”希望”を捨ててはいけないと言われたことも。

 

パオ「希望ってなに?」

 

メロン「どんなに辛くても、きっと大丈夫って信じることかな。…絶対諦めないで、前を見て」

 

メロンが昔と変わらずロールと一緒に住みたいと思ってくれているのがやっぱり良い。

 

しかし「妖精リンリンのひみつ」でもさんざん言ったけど、

 

もうロールパンナ一緒に住んでも大丈夫なんじゃないだろうか( ゚Д゚)

 

まあ彼女が大人向けなキャラっぽいところが少なからずあると思うし、(子供向けにきちんと軌道修正のためか段々映画にも出てこなくなってる)

こういうキャラは時々出てくるのが魅力だったりもしますので、やっぱり一緒に住むことはないだろうなあ…

 

 

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アンパンマンも最初は飛べなかった!?

©やなせたかし/フレーベル館・TMS・NTV©やなせたかし/アンパンマン製作委員会2013

パオはアンパンマンに自分はハンカチを出せないと、本当のことを明かします。

すると、アンパンマンも最初は上手く飛べなかったことを語ります。

この時の回想シーン、小さい頃のアンパンマンが超かわいい(*´▽`*)

2012年頃に「アンパンマンが生まれた日」という短編映画が公開されてたので、その後のアンパンマン映画に生かしてるなあと感じました。

 

アンパンマンは悩むパオに優しく語りかけます。

「あきらめるのはもったいないよ。今までできなくても、もう一回やってみたらできるかもしれないのに。…きっとできるよ。自分を信じて」

 

それでもパオは自分は何度やってもできないからダメだと泣いてしまいます。

 

分かっていてもなかなか心の整理をつけるのは難しいよね…

上手くいかないことでまた落ち込むし…アンパンマンだからそういう風に言えるんだ、って涙するパオの気持ち、本当に分かる。

 

 

 

今作のメッセージ、アンパンマン映画はいつも奥深い

©やなせたかし/フレーベル館・TMS・NTV©やなせたかし/アンパンマン製作委員会2013

今回の映画の敵、よごすゾウと戦うアンパンマン。

顔が汚れてしまっても立ち向かおうとするアンパンマンをパオは止める。

でもアンパンマンはパオを少し見つめて、笑みを浮かべて前を向き、敵に向かっていきます。

 

冒頭シーンでも同じようにアンパンマンがパオを見てバイキンマンに立ち向かうシーンがありました。

2回目のシーンの後、メロンパンナと語った”希望”についての回想シーンが流れます。

 

「絶対諦めないで、前を見て」

 

ここで私もやっと腑に落ちたんです。

敵に立ち向かうため前を向くアンパンマン。

たった数秒のそのシーンがとても重要なメッセージなんだと気づきました。

そもそも映画のキャッチコピーが「すすめ!すすめ!前を向いて!」なので、そういったメッセージだと早く気づけば良かったんですけどね。

 

 

こういうアンパンマンの動作にもメッセージが表れていたんだ、と心動かされたのでした。

 

 

それにパオの苦悩も痛いほど分かり過ぎて…(´・ω・`)

 

どんなにダメでも諦めずに続けるのは大変だし、辛いし、上手くいかなくてまた落ち込んだりする。

 

それでも成功する日を夢見て、今日も頑張る。

 

今日ができなくても明日、明日がダメでも明後日がある。

 

「今までできなくても、もう一回やってみたらできるかもしれないのに」

 

アンパンマンの言葉が自分の胸にも響いて強く伝わってきて少し涙がこぼれたり。

 

アンパンマン映画はメッセージ性があって本当に心に響きます。

 

忘れていたことを呼び起こしてくれる、

大切なことを思い出させてくれる素敵な作品に出会えて、本当に良かった。

 

「今、自分ができないことがあって悩んでいる」

「何度やっても上手くいかない」

「自分がやってることは無意味じゃないか」

そう思い始めている人に超おすすめしたい映画です。

 

 

 

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