第14作 ロールとローラ うきぐも城のひみつ
公開日:2002年7月13日
上映時間:50分
同時上映:鉄火のマキちゃんと金のかまめしどん
あらすじ:ロールとローラが怪しく…仲良くする話。
見どころ
主役のロールパンナが大活躍
ロールとローラの関係に注目
以下ネタバレ注意!
目次
いきなりのロールパンナ
まごころ草の花に誘われて、うきぐも城にたどり着いたロールパンナ。
冒頭から既にカッコよく凛々しいロール。作画も今までの比じゃないくらい気合い入ってる( ゚Д゚)
まごころ草の花は、ロールパンナと深い関わりがあり…
メロンパンナが偶然見つけた珍しい花で、ジャムおじさんがロールパンナを作る時に使われたのがこのまごころ草の花粉だったのです。
まごころ草の花弁を胸のハートに受け、「心が…!」と悶えるロール。
この時点で怪しい雰囲気…良い心が充電されたもよう。
自分の誕生に使われたまごころ草の花に、クールなロールといえど反応しないはずはないでしょうなあ。
まごころ草の花畑の中でハートの歯車を見つけ、メロンに似合いそうだとつぶやくロール。
どんな時でもメロンで頭がいっぱいのロールが今回の主役…しかし冒頭から大人向けっぽいのだが大丈夫なのだろうか…
ローラ姫登場
ロールパンナは、歯車を運んでいたローラと出会います。
ローラ「何だよ、同じ顔しやがって!びっくりしたじゃねえか」
口調は全然違うけど目元がそっくり( ゚Д゚)
ローラは汚れた空気を清浄化するための機械が故障したのを一人で直そうとしていたのでした。
まごころ草の花がいつもよりロールの良心を強めたためか、歯車運びを手伝うことに。
帰れ!と突っぱねるローラに構わず、大きな歯車を運ぶロール。
それにしてもロールの身体の倍以上ある歯車を、リボンで運ぶってどんだけ力持ちなんだ…
ローラも一人で運んでたしこの娘たち力強過ぎ!!
何を言われても手伝い続けるロールに、心を開いたローラは自己紹介をします。
ローラ「あたいはローラ、あんたは?」
ロール「ロールパンナ」
ローラ「ちっ、なよなよした名前だな」
なよなよって、タイトルだと「ロールとローラ」で一文字しか変わらないんですがねw
ローラは、ロールになぜ手伝ってくれたのか訊ねます。
ロール「好きなんだ…」
ローラ「…え?(←真っ赤)」
ロール「花が」
花かよ……!!!と、ローラも思ったに違いない!
いつも以上に目がキラッキラしてるロール。きっとまごころ草の花があるからだろうなあ。
徐々に怪しく仲良くなっていくロールとローラ
「君は小さな歯車で 僕も小さな歯車さ
ひとつひとつは役立たず
それでもふたつ合わせれば 不思議な力が生まれるのだ」
ハープを演奏するローラ。
タイトルは「ロールとローラの歌」。そのままじゃんw
ロールにお礼を言われただけで赤くなるローラ。
マジで怪しい雰囲気なんだが、この時のスタッフにどういう意図だったのか問い詰めたい((
そして恐らく翌日。って、そのまま朝迎えたってことはあのまま夜を過ごしたってこと!?
二人だけで!?へ、へええええーー( ゚Д゚)
ローラをお風呂に入れて洗うロール。ロールも入れよ(コラ
それにしてもこのローラの顔がロールと同じということは、
髪をこげ茶色にすれば、まんまロールの素顔ってことだよね…公式ありがとう…
クローゼットのたくさんの衣服を見てはしゃぐロール。どちらさまですか…!?
ロール「うわあ…!すごい…!…これ?」
ローラ「そんなの着ないよ」
ロール「きっと似合う!…見てごらん」
ただの女子じゃないか!!!(※元から女の子)
ロールのはしゃぎっぷりがすごいもうただの優しいお姉さんで、
今までの映画見てた視聴者は困惑もんだよ(もっとやれ)
しかし城の中は衛兵一人いないのが気になった、だからこそ二人だけで怪しい空気満載なんです((
自分の胸の内を語るロール
ロール「私はこの青いハートが輝くと皆に迷惑をかけてしまうんだ。だからもう皆のところには…」
映画でここまで心情を吐露したロールは初めてだなあ。
最初の映画、「幽霊船をやっつけろ」の時に、ラストシーンで言葉では語らず今は一緒にいられないとメロンパンナを抱きしめるだけでした。
しかしローラにここまで内に秘めた思いを吐き出すロールは、なかなかレアだなーと。
それこそまごころ草の花のせいでもあるんでしょうが…
本当はメロンに語って欲しかったんですがね。
言葉は姉妹間には不要で、メロンにもロールの気持ちは伝わっているのだと(思いたい)
メロン自身、一緒にいたいのでついつい探したり引き止めたりして涙する時があるのですが、
心の中ではロールの心を理解していてそれでも一緒に…という気持ちが根底にあると思うのです。
私に姉か妹がいればもっとらしい意見も言えたでしょうが、どうしても憶測になってしまいます;
兄弟よ、早く結婚して私に姉妹をくれえええ((オイ
姉妹ってホント憧れてるんですよ。ロールメロンのパンナ姉妹大好きなので…
ないものねだりと分かっててもやっぱり羨ましいのです( ;∀;)
その頃、アンパンマンたちは…
ここでやっとアンパンマンたちが登場します。
しかし真の主役がここまで登場しないのもホント珍しい。
汚れたうきぐも城を目の当たりにしたアンパンマンたちは、心配して様子を見てくることになしました。
そこでは、ロールにドレスを着せようと追いかけっこする二人の姿が。
メロン、ドレス姿のロールを見てびっくり。何やらいつもと違うロールの優しさに嬉しそう。
あああああ頭の覆面も取ろう!!!もう取っちゃおう!!!(心の叫び)
メロンに気づいたロールは、次々とクーデレらしからぬ言動をします。(※セリフは忠実に打ち込んでるので脚色は一切ありません)
ロール「メロンパンナちゃん!」(ちゃんづけ!?)
ロール「私の可愛い妹です」(です!?可愛いは全面同意)
それに対し、嫉妬全開のローラ。ローラの態度にちょっとむくれるメロン。無駄だ、むくれても可愛い。
メロンにハートの歯車をプレゼントするロール。
メロン「私に…?」
ロール「ええ、とっても似合ってます」
メロン「わあ…!ありがとう…」
ロールがお姉ちゃんし過ぎて泣いた。めちゃくちゃ嬉しいそうなメロンも可愛すぎて泣いた。
長くなったので分割。後半の感想はこちらです↓↓