第20作 妖精リンリンのひみつ
公開日:2008年7月12日
上映時間:50分
同時上映:ヒヤヒヤヒヤリコとばぶ・ばぶばいきんまん
あらすじ:勇気の花を探しに行く話
ここがポイント
・ロールパンナを含めた6人全員のパン戦士が揃って登場
・20作目からか歴代の映画を意識しているような描写がある
以下、ネタバレ注意!
目次
勇気の花の妖精、リンリン
今回のゲストキャラは、勇気の花を守るリンリン。
勇気の花と言えば、アンパンマンのパン作りに必要な勇気の花のジュースの元。
そこでバイキンマンはリンリンを町へ行くよう促し勇気の花と引き離そうとします。
勇気の花は滅茶苦茶にされ、街にいたリンリンの羽も縮んでしまい…なんとこのままではリンリンは消えてしまうとのこと。
しかも、勇気の花がないとアンパンマンの顔が不完全に…
一同は勇気の花を探しに行くことに。
砂漠や氷の国へ…まさかのあのキャラが氷漬けに
砂漠に花があると知ったアンパンマンたちは、早速探そうとします。
しかし、砂漠荒らしに来たと勘違いした砂男が攻撃を仕掛けてきて…弁解するアンパンですが聞く耳持たず。
しかしそのまま自分の砂嵐に飲み込まれる砂男。
そんな砂男をためらいなく助けようとするアンパンマン。
助けたアンパンに「どうして攻撃してきたのに助けるんだ」と文句を言うリンリンですが、
アンパンは「困ってる人は助けないと」と主張します。
こういうブレないとこが良いんだなあ…
花は氷の女王が持っている、となぜか知っている砂男。
実は、砂漠→氷の国へ探しに行く流れは映画第一弾「キラキラ星の涙」と同じなんです!!
映画が20弾目だからかオマージュ的なものを感じました。
氷の国にたどり着いたアンパンマンたちは、氷漬けにされた町の仲間たちを目にします。
そこでなんと
ロールパンナも凍ってました( ゚Д゚)
え、ここで何してたの一体!?ロールが氷の女王に何の用があってきたのかかなり気になる…
街の仲間を救おうとしたのか…メロンパンナは絡んでないのに不思議だ←
まあ彼女も時にはアンパンマンのように目の前で危険な目に遭ってる人を助けようとする時はありますが、自分から氷の国へ行った、というのはちょっと疑問でした。
メタ的なこと言いますと記念すべき20作目なんでロールも出したいというスタッフの御心あってこういう流れになったのかもですが…
アンパンも氷漬けにされようとした瞬間、しょくぱんまんとカレーパンマンも登場。
「キラキラ星の涙」の時は既にカレーは登場し活躍していましたが、今回もカレー攻撃を以て大活躍。
それにしても全身氷漬けにされても弾いてなんともないアンパンはロールより強いということなのか…
個人的には、パン交換直後の勇気100倍アンパンマンが最強で、その次に強いのがロールパンナだと思ってたんですよね。
歴代の映画見てるとやっぱりどうしてもロールパンナが強い風に描かれてたんで…
でもよく考えたらアンパンマンはロールパンナと戦いたくなくて全力を出してなかったからロールパンナの方が強く見えていたこともあります。
全力を出したアンパンマンがやっぱり最強ですね!
6人のパン戦士全員集合!!!
アンパンマン号で次の地へと向かうアンパンマンたち。
ここでちゃっかりロールパンナも同行しているんですね!!!!
メロンパンナ、クリームパンダと笑い合うロールパンナ。え、誰この娘は…( ゚Д゚)可愛すぎる
メロンめっちゃ嬉しそう…!良かったなああああああ一緒に行動してくれて…
一緒に行動しないから悪いんじゃなくてね、今までホント周囲とは一線を引いていたから、
ここまで打ち解けてるところを見るともうただ本当に良かったねとしか(´;ω;`)
たぶん氷漬けから救ってくれたから恩返ししたくて今回は一緒に、ってことなんだろうけど、すごい和む。
もうずっと一緒にいても大丈夫なんじゃないだろうか!!!
そして普通に6人のパン戦士がそろっているという…映画が20周年だからか、このファンサービスは……!!!
またしても邪魔をするバイキンマンにアンパンマンは頭を凹ませられてしまいます。
勇気の花なしのアンパンマンの顔を作ることに。
でもロールパンナいるし大丈夫でしょ!……と思ったらいきなりアンパン以外全員”お花”にさせられてしまい!!!
メロンパンナとクリームパンダを守って花にさせられるのが本当に彼女らしい……好きだ←
ロールの見せ場なしか!?と思ったら、彼女のアシストでアンパンの顔を交換させることに成功。
顔交換をロールにさせるシーンは今までの映画にもありましたが、今回はあまりにも自然に協力していたので、もう一緒にいても大丈夫じゃんか!!!!と何度も思いました。
まあでも昔の周囲とは距離を置いた最強っぽい雰囲気も、それはそれで魅力的だったんですけど…
それはさておき、顔交換したアンパンマンはやっぱり
元気三倍のアンパンマンでした。
「勇気の花がひらくとき」以来ですかね。ちょっと気弱なんです(笑)
それでも花になっても戦う皆を見て頑張ろうとするアンパンマン。
そんな皆を見たリンリンはペンダントに導かれてある決断を下します。
そして良いところで流れる、勇気の花がひらくときの歌……!
歌の流れが映画「勇気の花がひらくとき」に似てるんですよね。
この歌はいつ聞いても鳥肌が必ず立つくらい感動します。
そして、とにかくいつも以上の勇気100倍アンパンマンは100万倍かっこいい。
まとめ
今回ロールは活躍は少なかったですが、ちょいちょいサポート役+笑顔で皆と同行するというレアシーンを拝めました。
しつこく何度でも言いたい。もう一緒に暮らしていけるんじゃないだろうか。
終始パンナ姉妹が幸せそうでもう見てて和むばかりで癒しのひと時だった……
やっぱりパンナ姉妹は最高だと改めて思った映画でした。