Ⓒあだちとか・講談社/ノラガミ ARAGOTO製作委員会
しろたです。とうとうノラガミ2期6話まで見てしまった|д゚)
シリアスシーンはだれやすくて見る気が削がれることが多いんだけどこの作品はやっぱりすごい。
気づいたらぶっとおしで見続けるアニメもそうそうない。
前回に引き続き、このノラガミから学ぶ、人を傷つける(間違いをする)のが怖い、本音を言えなくなってしまうという方へ今回の記事を贈るよ。(※ネタバレ注意!)
前回の記事→人がうらやましい気持ちはどうしたらいい?解決の糸口は自分の芝生にあり!
目次
息苦しい家族
ノラガミに登場する武神、毘沙門は、過去に夜トに神器を皆殺しにされて恨みを持ち度々攻撃を仕掛けようと追っている。
毘沙門の神器で、彼女の腹心の兆麻(かずま)はその仇であるはずの夜トに対して恩人だとひよりに言った。
このことがずっと引っかかっていて今後どう明かされるのか楽しみだけど2期でようやく分かった。
昔、妖化した神器たちから毘沙門を助けるために兆麻は夜トに頼んで皆殺しにしてしまった。
疑い合った神器たちのことが大きなトラウマで兆麻はそれを恐れて、今率いている「巴」の一族には不和を起こさせまいと不満を言えないような息苦しい場所にしてしまった。
今回の2期でどう展開していったか書いていくと長くなるから端折るけど、その息苦しい環境に付け込まれて、たくさんの神器を失ってしまう結果になったんだよね。
温かい家族だったはず
でも不満は少しずつ皆の心に溜まってた。
今回の事件が終息した後も、兆麻は二度も主を貶めた自分を破門してくれと頼む。
「自分ではあなたを傷つける」
でも毘沙門は責めるでなく反論するでもなくただこう答えた。
「傷つけても良い。誰も傷つけない人間などいるものか。お前たちは優しい。傷つけたことに傷ついてしまう。
だから私も苦痛を隠してきた。私が痛みを訴えたらお前たちを責めているようで」
毘沙門もこのままではいけないと思いつつ、神器たちをずっと気遣って何も言えないままだったんだね。
このシーンでもうボロボロ泣いた。
両方の気持ちが痛いほどよく分かったから。
痛みはたまる。なくならない重りになっていく
私も本当は人を傷つけるのが恐かった。人を傷つけたくない。だから距離を置いた。
そして傷つけたくないがために不平不満も言えなかった。
ずっと心にためたまま笑顔を張り付けてただ「大丈夫」「いいよ」「平気平気」「私がやるから」…
私さえ我慢すればいい。そうすれば波風立つこともない。
人の愚痴もたくさん聞いた。
自分から話すのは苦手だったし打ち明けることも少なかった。家族でさえ。
聴きたくない話も聞かされて本当は苦痛だったくせに何も言えなかった。
恐かったから。こんな自分本当に情けない。
そう思いつつ、私が拒絶することで相手の心が離れてしまうのではと考えて何も伝えられなかった。
だからこそ、こんな偽物の気持ちで繋がっていた友人関係なんて皆いなくなってった
偽物の自分を脱ぎ捨てよう
これを読んでる君には、私と同じ思いをして欲しくない。
自分自身を偽るのはやめよう。
最初からすぐに偽の皮を脱ぐのは難しいと思う。私もそうだった。
じゃあどうしたら良いかというと、
少しずつ、本音を話していった。
自分の心に嘘をつかないように。
嫌だと思ったらちゃんと嫌だと言った。
家族にでさえそう言うことがあんまりできなかったくらいだったから今思えば本当に溜め込んでたんだなと思う。
今はガンガン嫌だって言ってる。
自分はこうしたい、こう生きていきたい。だから父さんには従えない。
どんどん自分の考え言ったら本当に楽になったよ。
話せば分かってくれることもあるんだって。
本音でいても良い。
それで相手を傷つけることもあるかもしれない。
でも毘沙門の言う通り、人間だから衝突するのは当たり前。
でも嫌われたくない…って人よく考えてみて。
全員に嫌われない人間なんていないよ。
商品のレビュー評価も良い評価、悪い評価つくよね。
それと同じで嫌われることもある。
でも好きになってくれる人もいる。
嫌われるって個性があるとも言える。
人によってはそれが魅力に映ることもあるしね。
だからあなたも本音でいてほしい。
いつもここに来てくれて、読んでくれてありがとう。
こういうブログ読んでくれるくらいだから優しい過ぎる人なんだなと思う。
だからこそ、もう偽の自分を解き放ってほしい。
世間体がどうとか関係ない。あなたの心を世間体は守ってくれないよね。
自分の心は自分で守ろう。
もう無理するのは止めて、本音で自分に正直に生きていこう。
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