こんばんは、しろたです。
ずいぶん間が空いてしまって申し訳ないけど、今日はイラスト練習を進めるよ。
前回は、人体に関する正しい知識をつけようという話をしたね。
→全身画を描くためにはまず骨格から!認識違いをなくそう
今回は、前回の人体模型の骨格を線で書いていたものを、より骨格らしく骨の太さや関節を意識して描いていくことが目標。
さらに、この人体模型の骨格を描く練習の意味についてルーミス先生が語ってくださったのでその点も注目するよ。
目次
骨格のディテール(細かい部分)を意識
今まで線で描いたものを骨の形にしていくには…
これは画像を見てもらった方が早い↓
基本は同じ構造なんだけど、腕・脚の太さ、関節などがより骨格っぽくなっている。
前回、骨盤の縦ではなく横側に脚が出ていることを確認した。
その脚はヒザの関節に向かってはっきりカーブを描いてることもきちんと覚えておこう↓
それに対してヒザから下はやや真っ直ぐに。
そのかわり、横から描く時は、ヒザから下は後ろに反らせる↓
骨らしくなってもガタガタな堅い線で描かないこと。
ルーミス先生曰く、
まっすぐで、ぎこちなく、「バネ」のない手足を描かないように
(中略)
ここで重要なことは、正確さよりも生き生きとした表現である。
のびのびと楽しんで描いていけ!ってことだね(∩´∀`)∩
イラストは自分が楽しんで描けないと続かないから、練習の中でも「あ、これ面白いかも!」
と思いながら描くと頭にポイントが入ってきやすい。
数もたくさんこなせる。絵は描けば描くほど上達に近づくものだから。
でも私みたいに何にも意識せず描くと、ずっと成長できないままになってしまう。
なので、練習するたびに新しい知識を取り入れていこう。
人体模型の練習は本当に役立つの?
ルーミス先生曰く、
学生は最初から本物のモデルで描くよりも、この方法でやるほうが人物をうまく組み立てられるし、
動いてる体の「感じ」をとらえることができる、と私は信じている。
分かります!
同感ですルーミス先生!!!
動きのある絵を描くのは本当に難しい。
だからこそ最初に人体模型で把握する。
デッサンも大事だけど、とりあえず全体をとらえることは初心者にとって必要なこと。
やっぱりこの本選んで良かった( ;∀;)
考え方が違う人に習うとあんまり身につかないことあるしね。自分に合った師匠選び大事!
さらに、
骨組みと肉塊から始めていれば、後にそれらを実際の骨と筋肉に分解することができる。
そうすれば、筋肉の配置や機能、筋肉が表面にどんな影響を与えるかをつかむのも、ずっと容易にできるはずである。
筋肉を描いていくのって本当に難しい。
だから私も正直服でごまかしてたから全く進歩しなかったという((
それこそ「人体のデッサン技法」を参考にしながら描いて覚えてくのが重要なんだろうけど、
とりあえず人体模型で骨格あたりを把握すれば、筋肉への理解も深まる。
これからの全身画を描くための練習にも繋がってくということだね。
まとめ
初心者は基礎が大事。
これからどんなイラストを描くにしても、自分の中で絵の土台をしっかり作っておけば崩れることも少なくなる。
全身画を描くための基礎練習として、またこれから全身画をスムーズに描写するためにも人体模型の練習は役立つ。
だから何度も描いて正しい人体を頭に叩き込んでいこう。
次の記事
→骨格に肉付けするにはどのように描くべき?人体の遠近法はトイレットペーパー!?
「人体のデッサン技法」についてはこちら
→「人体のデッサン技法」レビュー!使い方、学べること