こんばんは、しろたです。
今日は前回のイラスト練習の続きから。
前回は、全身の人体模型の骨格を描く練習とその意味について触れたね。
→人体模型の骨格を描く練習は意味があるの?
今回は、いよいよその骨格に筋肉をつけていくよ。
人体模型に遠近感を加える方法もここで確認するので要チェック。
目次
人体の筋肉のまとまりを意識する
骨格模型にどのように肉付けしていくのか・・・
なかなか把握しづらい部分で敬遠しがちだけど、ルーミス先生は
大まかに筋肉のまとまりをつけることを推奨している。
だいたいの筋肉ごとに色分けしてなぞってみた↓
下半身は太もも、ふくらはぎ、足首と把握しやすいけど、
上半身は、腕を含めて筋肉がけっこう複雑だから分かりにくい。
ここはもう描いて慣れていくしかないんだろうけど、筋肉のまとまりを意識していくのは大きなポイントだからしっかり覚えておこう。
筋肉を描くのが難しい時は
骨格に肉付けするのが難しいなと思った人は、ルーミス先生がより簡易的な人体模型を描いてくれているよ↓
丸っこく描かれていて、筋肉感はあまりないかもしれないけど、こうして大まかに描くことも無駄にならない。
さらに後述する人体模型の遠近感を捉えるのに最適な描き方でもあるから、覚えておいて損はないよ。
人体模型に遠近感を加える方法
まず最初にこの図を見てほしい↓
赤線が眼の高さ、及び水平線の目印。
左のトイレットペーパーみたいな円柱に注目してほしいんだけど、
赤線に近づくにつれて、底の楕円形がだんだん上下に狭まっているのが分かるかな?
今度は右の足に注目すると、同じように楕円形が狭まる。
人体の円筒形の部分における遠近法の原則を少しでも理解しておけば、立体感のある人体を描くことができる。
今回の図では、足に注目したけど、腕や腰など形は違えど円筒形の部位はたくさんある。
より簡単に、トイレットペーパーを積み重ねる感じで考えてみよう。
タイトルにトイレットペーパーを入れたのはこのため(笑)
目の高さや水平線の位置から、人体のこの部分はどのように見えるのか、楕円形の変化が想像できてより分かりやすくなる。
今後また勉強していくことになる背景のパースにも絡んでくる部分だから、ここできっちり描き覚えて慣れておこう。
まとめ
自分の中で知識を吸収することはとても大事。今回は
・人体の筋肉のまとまりを意識
・人体模型の遠近感を円柱で把握
この2点をぜひとも吸収していってね。
もちろんその後の復習(描くこと)が大事。
慣れて自分の意識に落とし込むために何度も描いていこう。
【関連記事】