ロールパンナとメロンパンナの姉妹が登場する映画の中で、姉妹としてそれぞれの思いが強く現れている映画をランキング形式で3つ選出してみました。
ロールパンナとメロンパンナの姉妹が好きという方におすすめしたい映画です。
※ネタバレは一切ダメ!という方は戻ってくださいm(_ _)m
目次
第3位 ロールとローラ うきぐも城のひみつ
あるところでは百合映画、なんて言われているこの映画ですが…
メロンパンナの、ロールパンナへの思いが強く感じられる映画でもあります。
例えば、アンパンマンとブラックロールパンナが戦うシーン。
実際は、アンパンはロールパンナとは戦わない姿勢を貫いているので、防戦一方なんですが…
対峙する二人の間にメロンパンナが割って入ります。
メロン「私の心はお姉ちゃんとずっと一緒だもん!」
涙ながらにロールパンナに縋り訴えるメロンパンナが本当に健気でこちらまで泣けてくる( ;∀;)
どちらかというと、メロンからロールパンナへの思いがとても表現されている映画です。
ロールパンナがまごころ草の花のおかげで、メロンパンナに対しお姉ちゃんらし過ぎる場面もあって、そういった意味ではパンナ姉妹を楽しめる映画でもあります。
悩みましたが、メロンパンナの思いが一方通行なところがある(ロールパンナとゲストキャラの絡みが多い)ので3位という結果になりました。
それでも最後のシーンでロールパンナの心情が分かるので、ホッとするところもあるんですけどね。
第2位 夢猫の国のニャニイ
比較的新しい方の作品、といっても10年以上前ですが…
メロンパンナがロールパンナに相談するシーンで、ロールパンナのそれまで語らなかった胸の内を聞くことができます。
ロール「一緒にいなくても心は一緒にいられる」
先ほど紹介した、「ロールとローラ うきぐも城のひみつ」でメロンパンナが「私の心はお姉ちゃんとずっと一緒だもん!」と訴えていましたが、この映画でその答えが返された感じがします。
ロールとローラの関わりが強過ぎて、ロールパンナの心境が最後のシーンでしか語られなかったので、こちらの作品でその思いがしっかりと語られていて良かった。
「一緒にいなくても」、というところがロールパンナの諦めを感じて少し切ないですが、心の底から二人の心が通い合ってると感じた映画でした。
映画全体として見るとロールパンナの出番が少なく、メロンパンナとの関わりがこのシーンのみだったので、2位という結果になりました。
第1位 ゆうれい船をやっつけろ!!
ロールパンナ初登場にして大活躍のこの映画。
ゲストキャラのマリンがメロンパンナとロールパンナのパイプ役のような位置づけで、作品が姉妹を中心に一つにまとまっています。
ロールパンナ自身の良い心と悪い心の葛藤、そんなロールパンナのために一生懸命なメロンパンナ。
とくにラストシーンは、ロールパンナの「こうしなければならない」という切ない思いが、動作や表情で何もかも表していて、ジーンときます(;_:)
幼児向けなため、年々ロールパンナがブラック化しなくなってますが、そういう葛藤をあえて描き出した本作はもっとたくさんの人、あらゆる世代の人に見て欲しい。
良い心と悪い心を持つロールパンナの存在は、限りなく私たち人に近いと思うんです。
メロンパンナやアンパンマンたち周囲の助けがあったり、葛藤があったりで自分の心を取り戻していくロールパンナの姿は本当に人間ぽい。
ロールパンナの中でメロンパンナの存在がどれほど大きいか、存分に描き出された作品で本当におすすめです。
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